護身術カパプ防衛館道場では受け身を重視しています。

基本練習メニューに入っているので、道場生は毎回受け身の練習をします。

カパプ式後ろ受け身の練習をする道場生。

足を4の字にすることによって『ロッキングチェア』という動きにつなげます。

アヴィ・ナルディア先生が考案した後ろ受け身です。

前方回転受け身をする道場生。

頭はもちろん肩やひじなども地面に強打することなく、まるで玉が転がるように受け身をします。

受け身は柔道、レスリング、ブラジリアン柔術、総合格闘技、合気道、少林寺拳法など組技や投げ技のある武道格闘技では必須。

空手は流派や道場によって、受け身がある所と無いところがあります。

受け身の最大の目的は転倒時の頭部保護。

地面に頭を叩きつけられるとクモ膜下出血や脳挫傷など、生死に関わる深刻なダメージを受けます。

また、頸椎を損傷して半身不随になることも。

柔道やレスリング、プロレス等で過去何度も悲劇的な事故が起きています。

カパプには、投げ技やテイクダウンがあるので受け身が必須。

道場生は練習中の事故防止だけでなく、現実に路上で暴漢に襲われて転倒したり、事故で転倒したケースも想定した受け身の練習を行っています。

コンクリートやアスファルトで頭を強打すれば、ダメージが深刻だからです。

受け身は護身術に不可欠なツールなのです。